ブレイクダンスを構成する4つの要素は、「トップロック」「フットワーク」「パワームーブ」「フリーズ」になりますが、今回は第5の要素とも言える「アクロバット」の技・やり方を紹介します。
アクロバットは、ブレイクダンスとの相性が良く、アタックムーブとしてや、ムーブ中でも使われることが多々あります。パワームーブと同様に、習得するまでには時間がかかるものが多いですが、使えるようになると、非常に強い武器になるかと思います。
ただ、アクロバットは、失敗するとケガにつながりやすいため、しっかりとストレッチをした上で、初めはマットの上で練習するなど、十分に注意して練習してください。
※今回紹介するのはあくまで一部の基本技のため、これが全てというわけではありません。
※技の呼び方は、地域や人によっても違いがある場合があります。
※技のやり方は、人によってかたちが違ったり、意識することが違ったりします。
あくまで、一例としてご覧いただき、実際にやってみて、自分に合ったやり方を探ってください。
側転
Point
1.かかとの振り上げで勢いを作る
2.両手はできるだけ同時につく
3.片足でしっかり踏み切る
4.最後はしっかりと体を起こす
ロンダート
Point
1.かかとをしっかり振る
2.体をしっかりと伸ばす
3.かかとを遠くに通す
バック転
Point
1.膝が前に出ないように曲げる
2.手を耳の横まで持ってくる
3.しっかりと地面を見る
バック宙
Point
1.しっかりと真上に跳ぶ
2.膝が胸につくように抱え込む
3.着地前に足を降ろす
フラッシュキック
Point
1.着地前に片足を降ろす
サイドフリップ
Point
1.軸足で体を押し上げる
2.後ろ足を振り上げる
3.手を引いて体の向きを横にする
ダブルレッグ
Point
1.腕を引く
2.両足を揃える
3.脇の下の筋肉で体を持ち上げる
4.腹筋で足をまっすぐにキープする
アックスエアリアル
Point
1.振り足を引く
2.体を降ろす
3.軸足で飛ぶ
スクート
Point
1.左足を引く
2.左手をつく
3.左足を回す
4.右足を押す
※人によっては左右が逆
タッチダウンライズ
Point
1.右足に重心を置く(人によっては逆)
2.床にある物を拾うように右手を振る
3.左手を床につく
4.右足を振り上げながら上体を起こす
※人によっては左右が逆
スタンフルツイスト(バック宙1回ひねり)
Point
1.手を体の上へ通してから体をひねる
2.下半身も上半身の動きについていく
バッファロー
Point
1.まずは恐怖心を克服してバック宙
2.回る軌道を確かめながらジャンプ
コークスクリュー(バッファロー1回ひねり)
Point
1.軸足を出す
2.振り足をまっすぐ振って跳ぶ
3.振り足に軸足を引きつける
4.踏切足を外す
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